まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

GJ部(7)

GJ部 (7) (ガガガ文庫)

GJ部 (7) (ガガガ文庫)

  • ストーリー

楽しい夏が過ぎ去って、物思う二年目の秋。
GJ部の面々は、相変わらずのにぎやかでゆるふわな毎日を過ごしていた。
そんな中、京夜は、なんとなくモヤモヤした気持ちを抱えていて……。


私も天使に噛まれたい。はい、GJ部です。
季節は秋ということで、衣替えがあったり、コタツ様が登場したり、ハロウィンがあったり。
でもやっぱり文化祭は描かれないんですねえ。盛り上がるイベントの本番をとことんスルーしていくのは凄い。
このメンバーの文化祭の過ごし方も気になりますが、それは祭りの後のお話から想像するしかないですね。
こういうイベントスルー後のお話は結構好きです。不思議な高揚感と一抹の寂しさを感じます。


すっかり猫化したタマにモエモエです。特にダンボール。あれはずるい。
本当に動画サイトで検索かけようかと思いました。フィギュアで出てくれないかな。
恵ちゃんとの対決も楽しかったですね。タマといると、いつもとはちょっと違う恵ちゃんの姿が見られて実においしい。ほくほく。
あれだけ可愛いのだから体重なんて気にしなくてもいいのに。まあ、そこがまたいいんですけど。
ブロマイドの売り上げが最下位とか理解できません! こんなにも天使なのに!
シスターズはまさかのコスプレ登場を果たしました。うむ、いいものだ。
霞もジルちゃんも可愛らしいけれど、やっぱり個人的にはセラちゃん押しで。
毒舌副音声だけかと思ったら、意外な可愛さにやられました。森さんを含め、天使家は本当に素晴らしい。


京夜が珍しく攻撃的になってました。何をやってるんだか。
ぎうにうナイトに妙にこだわってますけど、なんなんですか。部長や恵ちゃんと仲が良さそうだからですか。
こちらから見れば京夜の方がずっと羨ましい立場にいるわけですけど。自分だけが女の子たちといちゃいちゃしたいんですか。
流石の京夜といえど、これは許しがたい行為ですね。恵ちゃんを悲しませてはいけません。
悲しみながらもビシリと決める恵ちゃんが格好良かったです。いい子だな。


1巻ごとに季節が移り変わってもう7巻。いつの間にかずいぶん経ちました。
来年の話題なども飛び出して、ちょっとだけ切ない感じ。
部長たちが卒業するし、てっきりあと1冊で終わっちゃうのかなと思っていたのですが、あとがきによればまだ先があるようですね。
どんな風にお話がつながっていくのかは分かりませんが、まったりこの作品らしく続いてくれればと思います。


ううん、某作品とのつながりがいい加減鼻についてきたなあ。まあ気にしなければそれでいいんですけども。