GJ部(5)
- 作者: 新木伸,あるや
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: 文庫
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- ストーリー
京夜が高校に入学し、GJ部に入部させられてから丸一年が経った。
新入部員・環がやってきたことで訪れた、ちょっとした変化。
それでも部室での日常は、今までと変わらず、ゆるふわに続いていくのだった。
季節は一巡りして春。第二期突入ということで、まったり穏やかなGJ部にも新入部員が入りました。
6人目の部員・タマは子猫みたいな女の子です。強気で子供っぽい部分もあり、弱気で可愛らしい部分もあり、なんとなく部長に似た雰囲気の娘ですね。
慇懃無礼な丁寧口調にはとてもそそられます。ええい、揃いもそろってこのヒロインたちときたら。
紫音さんの魅力が爆発してました。クールで大人びたところはどこにいってしまったのやら、すっかりおとぼけキャラが定着しつつあります。
いじられ役として優秀だから、ついついちょっかいをかけたくなる可愛らしさがあるんですよね。
ずっと紫音さんは守備範囲外だと思っていたのだけれど、「ばけらった」にはやられてしまいました。
安定して可愛いのはやっぱり恵ちゃん。まさに天より舞い降りたエンジェルといった感じですね。
そばにいるだけで癒されそうな、このぽわぽわとした天然っぷり。体重のことになると目の色を変えるギャップにもぐっときます。
そしてなんだかんだでおいしいところを持っていってるのが真央。
なんですか、ヤキモチですか。ちくしょうかわいいなあああああ!
きっと真央はキョロのことが大好きなんですよ。絶対そうだ。そうに違いない。
まあこの作品のことですからそっちの方面には行かないと思いますけど、真央の気持ちを妄想しているだけでついニヤニヤしてしまいますね。
あ、キララはいつも通りのトリックスターでした。
素敵なヒロインに囲まれたキョロは順調にリア充生活。
真央を膝に乗っけてみたり、恵ちゃんの髪をとかしてみたり、タマに抱きつかれてみたり。
こんなアレコレを全部平然とやってみせるんだからキョロは凄い。天性のジゴロですね。
私も真央に踏まれたい! でも下心のないキョロだからこそ許されることなのかもしれませんね。無欲の勝利というやつですか。
ということで今回も、ヒロインたちの可愛らしさに悶えながら楽しくさらっと読みました。
あとがきによれば、キョロや天使姉妹、キララの妹たちの出番がこれから増えてくるようですね。
特に今回イラストで初登場(?)した聖羅がとても気になります。次巻での活躍に期待。
週はじめ、個人的には月曜日派です。