まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

まよチキ!4

まよチキ!4 (MF文庫J)

まよチキ!4 (MF文庫J)

  • ストーリー

夏休みのある日、道端で会ったスバルにいきなり眠らされ、海沿いの温泉旅館に連れてこられた近次郎。
奏によれば、女性恐怖症の治療をするための合宿を行なおうということらしい。
しかもこの旅館には駆け落ちの名目で来ているそうで……?


面白かったです。3巻までに感じていた不自然さはほとんどなくなったように思いますね。
今回は全編にわたってラブコメでした。
スバルも水着に浴衣にと全力で女の子モードです。学校から離れるとこういうことができていいですね。
まあ結局マサムネたちと合流するわけですが。だからなぜ気付かないんだ君たち!
女の子バージョンのスバルの偽名は小鳥遊ぷにゅる……ってなんだそれ。
流石は奏お嬢様です。我々とは発想が一段階違います。


表紙を見てまた新キャラ登場かと思ったら、3巻にも登場したナクルでした。
本文を読むまでは軽くスルーしていましたけど、ネコミミ生えてますよねこれ。
どういうことだろう。本編でもうやむやになっていましたが、まさか本当に生えているんでしょうか。そういうのもアリな作品だったのかな。
まあ謎はおいおい明らかになっていくだろうということで。
それはそれとしてこのナクルさん。いいキャラしてます。
彼女がいることでただのハーレム状態にならずに済んでいますね。メガネジャンキーとかBL属性とか、こういう暴走キャラは見ているだけで楽しいです。


ラブ方面ではそれぞれのキャラに活躍の場がありましたが、丸ごとスバルのターンと見てもいいと思います。
ちゃんとサービスシーンもあります。そして「ジロぅ」もあります(ここ重要)。
そしてこの終わり方です。また思わせぶりなことをしてくれるじゃないですか。
最近見開きイラストで終わって次に続く作品をよく見る気がしますね。特にMFで、ですが。
ともあれ、次巻では何かしらの進展が期待できそう。楽しみです。