這いよれ! ニャル子さん8
- 作者: 逢空万太,狐印
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: 文庫
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宇宙ゲーム戦争に敗れたルーヒーは、地球でたこやき屋台を営んでいた。
ニャル子達一行も時折購入しに来てくれるのだが、その中にいるハス太のことが気に掛かって仕方ない。
そこで一計を案じたルーヒーは、なんと教育実習生として真尋たちの学校へやって来たのだった……。
問:「這いよれ! ニャル子さん」のヒロインは誰でしょう?
答:ニャルラトホテプです
問:「這いよれ! ニャル子さん8」のヒロインは誰でしょう?
答:ルーヒー・ジストーンです
ということでルーヒーさんがなぜかメインを這って……張っていた第8巻。
いやもう、今回の主役は完全にルーヒーでした。イラストを見るだけで一目瞭然。ルーヒーとハス太ばかりじゃないか! ニャル子どこいった!
前巻で真尋とニャル子が結構いい雰囲気になっていたので、何か進展があるかと思いきやこれだから油断ならない。
しかし楽しいです。まるで先の予想がつかない、というか、率先して予想の裏をかいてくるから、この作品はやめられません。
ハス太とルーヒーはいいコンビですね。少なくとも真尋に欲情するよりはずっと有意義な恋愛だと思います。
男の娘とかショタ属性としての人気も目にしますけど、個人的にはヒロイン(?)としてはハス太はあんまり……だったので、これはいい流れ。
できるお姉さんという感じのルーヒーが、一回りも下に見えるハス太への想いで焦る様子はとても微笑ましい。
今度はぜひ、黄衣の王モードのハス太に迫って欲しいところ。結構絵になると思うのだけれど。
イラストにはほとんど出てきませんが、ニャル子やクー子ももちろん活躍してます。
特にクー子は、ところどころずるいくらい可愛くて困ってしまう。
だんだん真尋×ニャル子×クー子のエンドが最良のように思えてきました。結果的にクー子の希望通りになってしまうんですけども。
内容はいつも通り。あまりにいつも通りなので書くことがない。毎回感想に苦労してるんです。
ギャグ満載、ネタ満載。ついでに触手だの粘液だのも満載。伏線もしっかり用意されてました。
次はどんな展開が待っているのでしょうか。また無駄に終わるかもしれませんけど、色々予想せずにはいられません。
具体的には真尋のデレに期待ですね。ニヤニヤさせてください。
ピンナップのニャル子が見れば見るほどエロい。あとクー子の動きが面白すぎて噴く。
新アニメも期待してます。