まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

のうりん6

のうりん 6 (GA文庫)

のうりん 6 (GA文庫)

ストーリー
家庭の事情で故郷のテキサスに帰っていた5人目の寮生・ナタリーが再来日。
半年ぶりに会う彼女は、身長も胸も大きく成長を遂げていた。
耕作にベッタリなナタリーにギスギスしつつも歓迎する一同だが……。



ベッキーこわい。たぶん夢に出るこわい。
時事ネタなどもあり、今回も結構重い話になっていたのですが、ベッキーの怖さでなんとかバランスを取って(?)くれました。
なんていうかあれだ、「神様お願いします……農業とベッキーを救ってください」そんな感じ。
新キャラ・ナタリーが登場しました。また巨乳か! やめて! これ以上林檎ちゃんをいじめないで!
林檎ちゃんは宇宙一かわいいからなんの問題もないんですよ。酔った林檎ちゃんとか最高でした。農へのナチュラル毒舌が切れ味鋭すぎてまた笑う。
恒例の耕作ド変態回は第2章でした。こうしてみるとうどんって官能的な食べ物ですよね。分かる。でも怒られろ。讃岐の人に怒られろ。
しかし読んでるとなんともお腹がすいてくる描写です。うどん食べたい。美少女が踏んで伸ばしたうどん食べたい。
第3章はまたもや巨乳ネタ。遂にイラストからさえ排除される林檎ちゃんに幸あれ。
ところで継もなんだかんだで耕作の同類だったんですよね。耕作の変態が突き抜けて月まで行っちゃってるせいで忘れがちになるんですけど。巨乳に興奮してる暇があったらとっとと良田さんとだな。


とことんバカ話を続けてさんざん笑わせてくれた後にズドンとシリアスに突き落とす。もはや様式美となりつつある展開ですが、どうにも慣れません。
ただ、これだけ真面目に時事的な農業問題を取り扱っておきながら、政治的な主張を感じないのは凄いことだと思います。だから安心して読める。
農業についてほとんど知らない私でもそれなりに思うところがありますが、まあそんなことは脇において、耕作の決断の行方をゆったりと見守っていきたいですね。
そしてベッキー。上にも書きましたけど、どシリアスな話の最中にこれはほんと心臓に悪いのでやめてください!
すっかり、暗い方向に傾いた雰囲気をぶち壊す便利キャラと化してる気がします。アラフォーはかくも偉大。


次は修学旅行ということでギャグ全開路線になってくれる予感。
元アイドルの水着に期待しつつ、楽しみに待つことにしましょう。


アニメ化おめでとうございます。個人的に林檎ちゃんのキャストがおいしすぎるので早く見たい!