永劫回帰のリリィ・マテリア1 Shadow Breaker
永劫回帰のリリィ・マテリア1 Shadow Breaker (MF文庫J)
- 作者: 三門鉄狼,パセリ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/09/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「この世に在らざるもの」を使役する召喚術を学ぶクローディア召喚学院。
1年前に幼馴染と死別した少年アークは、召喚術では不可能とされている「死した人間」の召喚に挑戦する。
召喚は成功し、幼馴染の少女ユリノと再会を果たすアークだったが……。
召喚術師の少年と、死んで甦った少女が織りなす学園ファンタジー。
面白かったです。バトルもいいけれど、何よりヒロインが魅力的ですね。
私も幼馴染を一糸まとわぬ姿で召喚したいです。まあ幼馴染とかいないんですけど。
アークにエロッエロに迫っていくユリノのキャラがとても好き。なんて素敵な幼馴染なんだ……。
恥じらう女の子も大好きですが、これくらい開けっぴろげなヒロインもまたいいものですよね。主人公が羨ましいです。
ユリノはアークとくっつく気満々なのだけど、人間と召喚獣は性行為をしてはいけないという規定があるから(!)、アークとしては一線を越えるわけにはいかない。
でもアークとしても、わざわざ魂を呼び戻すくらいだから、そりゃあユリノのことを憎からず思っているわけです。
ユリノからの度々の誘惑に、内心グッと来つつも逃げ続けなければならない、そんな焦れったさにムズムズさせられました。
まあエロ方面はともかく、幼馴染だけあってふたりが深い絆で結ばれていることが分かる描写がそこかしこにありました。共通の目的を持って共に戦うコンビとしても、いい関係にあるのだなあと思います。
まだ物語は始まったばかりですが、敵味方問わず今後レギュラーになっていきそうなキャラたちはちらほらと登場してきました。
特にレイナは、ユリノと対照的なヒロインとしてこれからも大きく関わってきそうですね。
敵側ではランドルフや、その背後にいるらしい組織の思惑が気になるところ。物語の根幹に関わる秘密を握っていそうな予感がします。
次はどんなバトルを見せてくれるのでしょうか。アークとユリノのイチャイチャにも期待。
イラストはパセリさん。女の子の色気が凄い。
太めの主線でガシッと視線をつかんでくれる、かなり好きなイラストでした。
この裸エプロンは凄い。ほんと凄い。