まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

星刻の竜騎士Ⅵ

星刻の竜騎士(6) (MF文庫J)

星刻の竜騎士(6) (MF文庫J)

ストーリー
エーコとシルヴィアふたりの間にはさまれて胃の痛い日々を送るアッシュ。
そんな中、学院の創立五百周年祭の準備に向けて、レベッカたち生徒会メンバーが里帰りから戻ってくる。
仕事に励むアッシュたちだったが、生徒会副会長にしてシェブロン王国の貴族・オスカーが突然私闘を挑んできて……。



表紙の通り、レベッカ会長のターン。ついでにヒロイン増加。
アッシュさん、そろそろ落ち着きませんか。
ヒロインが増えるのは構わないのだけれど、既にいるヒロインも大切にしてあげてください。
エーコやシルヴィアはまず順調に進んでいるのでいいとして、ルッカジェシカが空気になっているような!
特にルッカは、個人的に好きなキャラということもあって、この辺でまたイベントがあるといいなあ、とか。
ああでも、今回のサービスシーンはエロくて良かったです。ごちそうさまでした。


エーコはだいぶ素直に好意を表すようになってきました。
シルヴィアへの対抗心もあるのでしょうが、いい兆候だと思います。ライバルがいる方が恋は燃え上がるっていいますもんね。
たくさんのヒロインに言い寄られて振り回されつつも、アッシュもエーコのことが一番大切みたいだし、メインヒロインの座は安泰かな。
あえて言うならやはり、シルヴィアがどう食い込んでくるかという点ですか。
正直、赤ちゃんがどうたらとかいうところまで行っちゃっているエーコに敵うとは思えないのですが。
エーコもサービスシーンは豊富ですけど、カラーピンナップには思わず噴きだしました。何やってんだ。


バトルではアッシュとエーコの強さが改めて明らかになりました。ちょっと意外なくらいです。
力をようやく使えるくらいになった程度だというのに、こんなに強力な聖騎甲を作れるんですね。アヴァロンの皇女の特別さを見た気がします。
ううん、やっぱり竜に乗って対峙しているイラストが欲しいよなあ。
聖剣エクスカリバー対魔槍ゲイ・ボルグとか、かなり絵になると思うんですけど。
竜には乗っていませんが、コゼットさんが地味に格好良かったですね。
メインキャラではないので表立って目立たなくてもいいけれど、さりげなく活躍してもらいたいキャラです。


次回はバトルの続きから。圧倒的な力を持つオスカーに、アッシュがどれだけ太刀打ちできるのか、見ものです。
対戦でエーコが見せた力も気になるところ。まだまだ謎は付きませんね。
存外に可愛いところを見せてくれたミラベル王女の出番にも期待。


触手がない、だと……?