まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

GJ部(3)

GJ部(グッジョぶ)3 (ガガガ文庫)

GJ部(グッジョぶ)3 (ガガガ文庫)

  • ストーリー

秋空の下で、今日もまた、京夜は個性的な彼女たちとゆるふわな時間を過ごしていた。
教室に突撃してきたGJ部メンバーにあたふたしたり、衣替えしたり。
そして近づく文化祭……。


ということで季節は秋です。
およそ1巻ごとに季節がひとつっていうことでいいのかな。
色々とイベントはありますが、それほど大きな出来事もなく、今まで通りのゆったりムードです。
良くも悪くも代わり映えのないお話たち。もう何も考えずにふわふわした雰囲気を楽しめばそれでいい。


文化祭が近づきました。そして終わっていました。
相変わらずイベント本番はあっという間に流してしまうんですね。
でも実際の文化祭ってそんなもので、何かあるんじゃないかとちょっぴり期待しつつも、結局何も起こらない。
そう考えるとどことなく切ない気もしますけど、イベントがあってもなくても同じようにゆるくて楽しい日常を送っている彼らにとっては何の問題もないのでしょう。


とっても気になるキャラ・森さんが満を持して登場。
年齢不詳のメイドさん、クールだけどお茶目な一面も……これは思わぬ刺客が現れたものだ。
天使家の話も見てみたいですね。部長や恵の隠された一面が覗けそう。
それにしても初めて話す相手にこんなお願いをしちゃう京夜って意外に図太いというか、いい性格してますね。
足フェチ疑惑も浮上していることだし、なかなかどうして、ただの男子ではないということなのか。さすが主人公。


今回は紫音が目立っていたような気がします。
特にその常識のなさが凄い。一番まともなようでいて、彼女も結構謎ですよね。まあそこが魅力なんですけど。
名字も判明しました。また結構なお名前でございます。


カラーピンナップをよく見たら部長を膝の上に乗っけている京夜。
なんて羨ましいことを!