まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない2 魔王の呪いでヒロインたちと混浴しなければなりません

ストーリー
ヒロインたちに3股をかけながらも、なんとか魔王を討伐した行人。
しかし、裏世界にいる大魔王を倒さないとゲームクリアにはならないらしい。
その上冒険を再開した直後、倒したはずの魔王がよみがえり、行人へ無茶なエロミッションを与えてくるのだった……。



数々のエロイベントをこなしながら地球の滅亡を防ぐために魔王と戦うちょっと頭のおかしいファンタジーコメディ、第2弾にして残念ながら最終巻。
今回もアホ極まるエロイベントの数々に笑いっぱなしでした。三股をかけておきながらその全員と一緒に混浴していく勇気見習いたい。
しかしエロにがっついていくのは主人公よりもむしろヒロインたちの方なんだよな……もう変態しかいないぜ!


魔王を倒したけれど、三股がヒロイン陣にバレてしまった行人。
さぞかし恐ろしい修羅場が、と思いきや、今度は3人で協力して行人の貞操を狙ってくるんだから、ほんとこのヒロインたち恐ろしいわ……最高かよ……。
復活した魔王から密かに行人に与えられたミッション・混浴でも、初めこそ行人の土下座に次ぐ土下座という必殺技が炸裂したとはいえ、途中からノリノリになってきたのはむしろ彩織たちの方。なんというか、仲いいですね、君ら。
そしてエロイベントは夢の中だけでなく、現実世界へも侵食。
学校で女子高生のパンツを脱がすミッションってなんなんだよ……それがアッサリ成功しちゃうってほんとなんなんだよ! チョロい! 彩織さんチョロすぎるのでは!?


なんだかんだでゲームの攻略を進める一行ですが、度重なる行人の浮気に耐えかねたとでもいうのか、ヒロイン3人が全員魔王化。
そして最初におこなわれる恐ろしい儀式は……赤ちゃんプレイ! ここにきて変態ヒロイン陣の本気が爆発です!
もうこの人たち、地球の存亡とかどうでもよくなってきてるんじゃないかな。まあ楽しそうでなによりですわ。
行きつくところまで行きつくように見せておいて、その直前で終わる、これもまた美学というもの。イラストも常に全力だったし、最後までおバカなエロを楽しませてくれました。ここで終わってしまうのは寂しいですけど、こういう方向性でぜひまたひとつ、よろしくお願いします(嘆願)。


このメイドさんうちにもください。