まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

僕とドSと腐女子と脳筋2

ストーリー
胡太郎たち4人組の活躍でスコア争奪戦で鮮やかな勝利を収めた桜南高校。
そんなある日、胡太郎は奏と敵対する風紀委員・阿耶と出会う。
那由の従姉でもある阿耶と奏の仲直りを思案していた矢先、近隣の菊ヶ峰高校が桜南へ宣戦布告してきて……。



人並みの学園生活を取り戻すため変人4人組が奮闘する学園下克上コメディ第2弾。
今回は芸術対決! 完全無欠の美少女ちゃんこと那由の活躍が光りますね。
体力勝負の前回に比べると下克上感は少なかったような気もしますが、みんなで何かを作り上げていく楽しさがありました。


那由が可愛い。凄く可愛い。腐女子とかどうでもよくなるくらいに可愛い。
まあこの脳内カップリングっぷりを見ていると、腐女子という枠からも外れているように思えてくるのですが……。
那由といい奏といい、あとなぜか哲也もそうなんですけど、ごくナチュラルに胡太郎への好意を示してくるのが、いかにも幼なじみという風でほっこりするんですよね。どこまで冗談かは分かりませんが。
まあ哲也はともかくとして、那由は本当に可愛いのでどうにかラブ方面にシフトしないかなと期待して見てます。でも現状全くそんな感じはしないな!


菊ヶ峰高校が提示してきたのは芸術対決。勝敗のカギを握るのは、審査員になったアルゼンチン人たち!
芸術系が得意な菊ヶ峰に対し、創意工夫と演出、そして観客に合った内容で勝負を狙う桜南。
何にせよ、一致団結してひとつのものを作る姿はエネルギッシュでいいものです。反目していた阿耶たち風紀委員との共闘も胸を熱くさせてくれますね。
さて、これで近隣二校との戦いを終えたわけで、残すは潤沢な資金力を誇る錦神高校のみとなりました。
圧倒的なマネーパワーの錦神に、WGクラッシャーズ率いる桜南の面々がどう立ち向かってくれるのか。次巻も楽しみ。


やはりサチコはグローバルだった。