まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

アクセル・ワールド20 ―白と黒の相剋―

ストーリー
白の王との決戦を前に、《プロミネンス》との合併会議に臨む《ネガ・ネビュラス》。
大レギオンの全貌を初めて目の当たりにし、圧倒されるハルユキ。
ところが会議は序盤から思わぬ展開を辿り……。



白のレギオンとの正面衝突に向け、黒と赤のレギオン合併が描かれる、決戦前夜な第20弾。
いよいよネガビュとプロミが合併……一体どうなることやらと思っていましたが、プロミのメンバーが、ニコの仲間らしくノリが良くて気持ちのいい奴らばかりでホッとしました。
あんな大事なことをじゃんけんで決めちゃう黒雪姫とニコの感じが大好きです(笑)。


オシラトリ・ユニヴァース》との決戦を翌日に控え、メンバー全員で《プロミネンス》との合併会議に臨む《ネガ・ネビュラス》一同。
ニコやパドさんとは仲が良いとはいえ、相手は30人を超える大レギオンですし、まだ登場していないメンバーもたくさんいて、果たしてどうなるものかと思っていたのですが……。いやいや、なんというかプロミ登場シーンで色々とぶっ飛びましたね! 君らノリノリやな!
もちろん中には、貫禄のある《レッド・ライダー》時代の古参なんかもいるんですが、基本はニコの元気で明るいイメージのままのメンバー揃いで、見ていて賑やかで楽しかったです。
しかし33人のアバター一挙紹介はなかなか迫力でしたね。今回は《アイオダイン・ステライザー》を除けばほぼ見た目と名前くらいの紹介でしたけど、それぞれの戦い方なんかも今後見られたら嬉しいですね。


《アッシュ・ローラー》たちや《トリリード・テトラオキサイド》の加入も果たし、一挙に大レギオンとなった新生《ネガ・ネビュラス》。
初めはロータスとクロウだけで再開したネガビュが、こんな人数を抱えるレギオンとなったと思うと非常に感慨深いものがありますね……。
万全の体制で、いよいよ《オシラトリ・ユニヴァース》への奇襲作戦を決行するネガビュ。
今回描かれたのはまだまだ緒戦、ではありますが、元《プチ・パケ》メンバーの思わぬ活躍が見られました。
今のネガビュの中では、最弱戦力といってもいい3人ですけれども、そんな彼女たちがこうして奮戦をしてくれると、なんだかこちらまで勇気が出てくる気がしますね。
さて、いよいよ戦いの火蓋が切って落とされました。早速予想外の展開がいくつか起きていて、何やら不穏な空気が……。
《白の王》や幹部たちだけでなく、まさかあのキャラクターがここで出てくるなんて! いや毎度ながらまったく展開が読めないので、とにかく続きを! 続きを早くお願いします!


じゃんけんで勝ったメイデンさんちょっと可愛すぎるのでは?