まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

『特殊性癖教室へようこそ2』感想

ストーリー
「出来る限り全ての生徒に対して、家庭訪問を行ってください」学級委員長・恭野文香から伝えられた今回の宿題――その中でも胡桃沢朝日の家はヤバかった。
「通り様に男を手コけないと、ビ●チとは言えませんね(父)」
「男性器の乾燥度が2%上昇。先生、嘘はいけませんよ(姉)」
「ボクとの言葉のセッ●スで、またイカせてあげるね(妹!?)」
ビ●チを超えた未知との遭遇。圧倒されてしまう伊藤。そんな中、朝日は不出来につき、転校させると告げられ……!? 大物議の末、1巻が重版に至った超問題作。過激でHな性癖エロコメディ第2巻!!

次はどんな特殊性癖を持った生徒が登場してくるのかな、とワクワクしながら読んだらまさかの家庭訪問回。未知の変態クラスメイトたちがまだまだ残っているのに、胡桃沢の家族の変態ぶりを先に見せられるとは思わなかったぜ……!
中でも姉と妹の能力がクレイジーすぎて笑わせてもらいました。下ネタの中でも思いっきり下品な部類なんだけどなあ。笑えちゃうんだよなあ。
恭野をさしおいて胡桃沢が完全にヒロインポジになっていて歓喜ですよ。純情ビッチギャル可愛いんじゃー!


家庭訪問でビッチなギャル・胡桃沢の家に訪問することとなった伊藤先生。
ところが彼女の家族は、胡桃沢本人に輪をかけたド変態揃いだったのである! そもそも家訓で立派なビッチを目指せとか言っていてもはや意味がわからないレベル。下半身丸出しの伊藤とエロプリを撮って喜んでいる胡桃沢のビッチさが可愛らしく見えてくるな……(ツッコミつつも普通に撮っている伊藤も伊藤である)。
というかやっぱり胡桃沢は処女だったんですね。そうだとは思っていたんですけど。いよいよもって胡桃沢が好きになってきたぞ。エロに貪欲なピュアガールとか最強じゃない?


本当のビッチになるために転校させられそうになった胡桃沢を救い出すため、胡桃沢宅へ乗り込む伊藤、恭野、伏黒。
しかしそこは変態の巣窟。当然ただで迎え入れてくれるはずもなく、性の刺客が次々に襲いかかる!
言葉だけで相手をイカせる能力を持つ妹・宵美ちゃんとの「しりとりバスケット」めっちゃ楽しかったです。どこぞで聞いたようなゲームタイトルだが気にしてはいけない。
宵美ちゃんのターンになるたびに伊藤の性癖が赤裸々になっていくの誰得すぎるな……あと強すぎる彼女への対抗策として選んだ作戦も最低です(興奮しました)。ガチでそろそろ捕まると思います。この主人公。
股間の状況から相手の感情を読み取る能力を持つ姉(こうして改めて書いても意味不明である)に、将棋という名のセックスを挑んでくる父(こうして改めて略)。いやマジで怒られろ(笑)。
最初から最後までツッコミどころ(あ、エロい意味ではないよ)しかなく、ともかくアホらしすぎて大いに笑わせてもらいました。あー最高。
次は満を持して(あ、エロい意味ではないよ)恭野のターンなのかな? 楽しみにしています。


あとがきもあぶねえな!