まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

姉と妹の下着事情。2

姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。2 (GA文庫)

姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。2 (GA文庫)

ストーリー
確執がなくなった服部三姉妹の前に、彰人の元カノを名乗る現役モデル、リサが現れる。
自慢のお尻を触らせたりと彰人に大胆に迫るリサ。
そんな光景にヤキモキしつつも、モデルデビューを目指す七緒はリサに助言を求めるが……。



女の子の胸に全力で愛を叫ぶブラジャー開発学園ラブコメ第2弾。
今回は彰人の(胸への)初恋の相手にして、神の尻を持つ幼なじみヒロイン・リサが登場しました。
七緒を筆頭に、三姉妹もリサも完全に彰人に転んじゃっていて、でも彰人本人はそういう恋愛沙汰にまるで無頓着なのが、本当に罪深いです……。


胸を触り、触られた関係となった彰人と七緒は、恋人になったわけじゃないけれど、やっぱりどこか距離が縮まった感じ。
七緒の下着を彰人が買ったりとか、彰人の家で七緒が夕飯を作ったりとか、ごくナチュラルにやってるけれどこんなのほとんどカップルじゃないですか! もうカップルじゃないですか!
七緒のモデル特訓の一環としてなぜか指示されたデートがきっかけで、ふたりきりの時はお互いに呼び捨てで、みたいな秘密のルールもできたし……。
彰人の変態発言に呆れながらも、結局そんな彰人を好きになっちゃったんだ、という七緒の言動にニヤニヤしっぱなしでした。いきなり敬語になったりほっぺをつねったりする可愛すぎる怒り方も健在でよかったです。


そんな七緒と、激しい求愛を続ける振袖さん、ひとりヤンデレに沈む羽織さん、という三姉妹の前に現れたのが、彰人の幼なじみのリサ。
彰人も認める究極の美尻を武器に現役モデルとして活躍していたリサですが、彼女も結局は彰人の被害者のひとりでした……。
いやあ、彰人はですね、今回もリサのピンチを救ってみせたし、七緒の成長もサポートしてみせたし、決して悪いやつではないんですけど。女の子たちみんなが自分に想いを寄せているのを華麗にスルーして自分はただ胸を愛でるだけ、というスタンスについては、本当にどうかと思うんですよ! 鈍感で済ませられるレベルとそうじゃないレベルがあるよ!
しかしそんな彰人にも、そろそろ自分の罪深さと向き合うときがやって来ようとしています。まずはリサ、そして羽織さん。女の子たちの真剣な気持ちに対して、彰人がどんな答えを返していくのか、次巻での展開が大いに気になりますね。


下着エプロン七緒さんのエロさ。