まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

サバイバルPゲーム

ストーリー
女子が大多数を占め、男子が女子に奴隷扱いされている私立成尊学園。
そんな男子たちには、不当な関係をくつがえすチャンスが年に一度だけ与えられていた。
それは、衣服を溶かす特殊な白濁液を仕込んだ銃で、男女に分かれて撃ち合う“脱衣サバイバルゲーム”だった……。



服を溶かす白濁液(催淫作用あり)を男女で撃ち合い、相手を全裸にしたら勝ちという、脱衣サバイバルゲームを描いた学園×エロ×サバゲーアクション。
アホじゃ。いっそ清々しいほどの下ネタじゃ。ほんと頭が悪すぎる。好きです。
女子に虐げられる男子たちの下克上ものとしても楽しいけれど、それ以上に、ねえ、ほら、分かるでしょ?


あらゆる面で女子が男子よりも優遇される女子至上主義の高校・成尊学園。
早くも絶望しかけている新入生男子たちに与えられたのは、学園から権利を勝ち取る貴重な機会「サバイバルPゲーム」でした。
これがなんと、脱衣サバゲーだというのだから驚き。なんて夢のある響きなんだろう。脱衣サバゲー
もちろん優位にある女子たちですから、ガトリングガンやスナイパーライフルなど、男子には支給されていない装備を使って男子どもを蹂躙してくるわけですが……。
しかし、その大きな壁を乗り越えてこそ、天国に行けるというものです! そうではありませんか!


敵の女子は4人。数こそ男子の方が多いものの、装備的には女子たちの方が圧倒的に有利な状況。
特に圧倒的な火力を誇るガトリングガンの前に、モブキャラにしては個性的すぎる男子たちが次々と散っていきます。全裸で、白濁液まみれになって……。なんてお見苦しい光景なんだ……。
しかし男子たちも黙ってはいません。主人公の達哉、親友の千人、そしてつばさ。
3人だけになりながらも、戦略と度胸、そして女子たちの隙を突くことで、着実に1人1人脱がしていく……もとい、倒していく見事な連携プレーを見せてくれました。
肝心のエロ描写ですが(あ、肝心って言ってしまった)、予想を超えて際どいところまで描かれていて、なんかもうギリギリアウトって感じでしたね……。セーフかアウトかで言ったら、これはアウトだよね……。おいしくいただかせてもらいました。ありがとうございます。
底抜けにおバカで笑える作品だったので、今後も(どんな女の子が脱がされていくのか)楽しみです!


イラストは葛西心さん。ドエロでした。圧倒的感謝しかない。
っていうか城島さん、見えてますよねコレ?


魂のドラムロールは笑わざるをえない。