まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

ラ、ラノベ通です……(戦々恐々)

この絵師たちをチェックしよう!ラノベ通が選ぶ“いま注目のラノベ絵師”ランキング | ダ・ヴィンチニュース
愛咲さんからお誘いを受けて、ダ・ヴィンチ電子ナビの記事にちょっとだけ協力してきました。ふと気付いたら「ラノベ通」ってことになっていました。ひい。他の皆さんは私などよりもずっと前からライトノベルを読んでいた方々で……少なくとも“ハルヒ以降”なのは私だけだと思います。ニワカでごめんなさいごめんなさい叩かないでください。


今(ラノベギョウカイで)熱いイラストレーターさんを紹介するというコンセプトの企画。なんかランキング形式になってますが、まああんまり深く考えないでいただけると参加者としてはありがたいです。叩かれるの怖い。あ、でもうちは叩かれるほど注目されてないか。なら安心。
このような貴重な体験をさせていただいたことは大変ありがたいと思いますし、自分の名前がこんなところに載っかっちゃってるのを見てちょっとニヤニヤしなかったと言えば嘘になります。が、その反面、しんどかったです。
私は恐れ多くもぽんかん(8)さんの紹介コメントを書かせていただいたのですが、大体の文字数とか書いていいことと悪いこととか記事のノリとか、色々なしがらみを考えつつ書くのってやっぱり大変です(といいつつ、時間がなくて10分くらいで書いちゃったんですけど……色々と後悔)。
やっぱりこういう公式の場(?)でライターのようなことをするのは向いてないなと思いました。もうなんか記事への反応Twitterに流れてくるだけでしんどいのです。ライターさんって凄いな。メンタルが凄い。
おまけにライターさんじゃなくても、同じ記事協力者としての視点からこんな問題提起的な記事――ラノベ通はラノベのイラストを見ていない - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイト――を書けちゃう人もいるわけで、結局のところ私はブログ書きとしても二流三流なのでした。精進しないとね。


さて最後に、個人的に今イチオシなのにノミネートから外れてしまったイラストレーターさんをご紹介させてください。
今更私なんぞが紹介するのもおこがましいのですが、皆村春樹さんです。

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)

セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常 (このライトノベルがすごい! 文庫)

セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常 (このライトノベルがすごい! 文庫)

僕の妹は漢字が読める』が素晴らしい作品だったので、「好きな作品のイラストレーターが好きになる現象」で自然と注目するようになったのですが、先日読んだ『セクステット』で改めてそのイラストに惚れ込んでしまいました。
女の子のふわふわ感に溢れたカラーページももちろんとても魅力的なのですが、本文のモノクロページが私の好みドンピシャリだったのです。『妹漢字』の頃よりも線がシャープになって、カラーページに比べると少しスマートな印象を受けます。しかしそれでいて女の子の愛らしさは損なわれていません。デフォルメの入れ方も巧みで、キャラクターの表情なども豊かで見ていて楽しいイラストだと思います。


……そういえば今回の企画の中でも、キャラクターの表情についてコメントさせてもらったのでした。何をもって「好きなイラスト」とするかは人によって異なるでしょうが、私は特に表情に注目することが多いような気がします。もちろん背景の描き込みとかアクション描写とかも見ますけれど。
ちなみに最近読んだ中で一番印象的なのは『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』10巻の、例のシーンの秋子です。