まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

迷い猫オーバーラン!9 わたしがみんなに護られてるの♪

  • ストーリー

秋を迎え、巧たち2年生は修学旅行で京都・奈良を回ることになった。
ところが出発前、文乃と希は、巧と千世が二人旅でキスをしていたことを知ってしまう。
旅行から帰ってきた文乃たちからキスのことを聞いた心は……?


いつの間に9巻も読んでいたんだろうか。
読むのが辛いと思いつつもなんだかんだでここまで読み続けて来られたということは、どこかに魅力を感じているということなのかなあ……。


今回も巧の無駄モテっぷりが全開でした。
どうもこのハーレム状態に対してイライラしてしまうのは、やっぱりメインヒロインが固定していないからなんでしょうね。
明らかにメインヒロイン! というキャラがいてくれれば、多少主人公が優柔不断でもイライラすることはないんですけど。
大体巧はなんであんなにモテるんですかね…。どうも釈然としないなあ。
恋愛方面以外でも、基本的に何もかもが都合よく回りすぎだと思います。
何度注意されてもゴミの分別をしなかったサラリーマンがなぜ巧の注意だけには従ったのでしょう。いくらなんでも不自然では?
優しさだけで全てが上手く行くと思うなよ! と言いたいですね。
結局は顔か。そういうことなのか。


キャラとしては、やっぱり心が可愛かったです。
意外とあっさり行ったなと思いましたが、あのシーンは良かったですね。
相変わらずピンナップで思い切りネタバレしているのはどうかなあと思いましたけど。


あとがきに

家康が主役の話を書いたら怒られますかねぇ……まあ、怒られますね、すみません。

とありましたが、個人的にはぜひ読みたい。家康大好きです。一番好きなキャラかもしれません。
あと柴田の話が読みたいですね。イケメンとはいえ、純粋に応援したいキャラです。
とにかく巧以外の男キャラがあまりに不遇すぎると思います。大吾郎はまあ、別としても。


家康が鷲宮の場所を勘違いしているだと? そんな、まさか……!