まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『サブヒロインだって攻略されたい! ルートがなくても愛してくれますか』感想

ストーリー サブヒロイン――それは、物語の中心となる少女ではなく、二番手三番手ヒロインの総称。今、エンタメ業界において“推しのサブヒロインが幸せになれないことによるユーザーの怨念”がウィルスとなり、さまざまな作品の関係者を蝕む怪奇事件が発生して…

『ちょろいんですが恋人にはなれませんか?』感想

ストーリー お人好しの高校生、征斗はある日、困っている3人の少女、香乃、澪、瑠璃を立て続けに助けるのだが―― 「「「あなたのことが、好きになってしまいました!!」」」 たった5分ほど会話しただけで恋に落ちてしまった彼女たちは、三人同時に征斗へ告白し…

『ようこそ実力至上主義の教室へ9』感想

ストーリー 綾小路への宣言通り、ついに坂柳有栖による一之瀬帆波潰しが始まった。暴力沙汰、援助交際、窃盗、強盗、薬物使用の過去があるといった一之瀬への誹謗中傷が学校中に広まっていく。噂の出所は間違いなく1年Aクラス。Bクラスの神崎らが止めにかか…

『西野 ~学園カースト最下位にして異能世界最強の少年~3』感想

ストーリー 学園カーストの中間層、冴えない顔の高校生・西野五郷は界隈随一の能力者である。文化祭を終えた彼は相棒マーキスの依頼を受けて、海外でのミッションに向かう運びとなった。時を同じくして、二年A組の面々も国外へ卒業旅行を企画。奇しくも同じ…

『やがて恋するヴィヴィ・レイン7』感想

ストーリー 「楽園(エデン)が墜ちてくる」――。遂に起動したワールド・トリガー。三界を隔ててきた「壁」の消失が迫り、エデン評議会は飛行艦隊によるグレイスランド爆撃を決断する。ジェミニを説得するため旅立ったファニアはグレゴリオの奸計により再び窮…

『小説の神様 あなたを読む物語(下)』感想

ストーリー あなたのせいで、もう書けない。親友から小説の価値を否定されてしまった成瀬。書店を経営する両親や、学校の友人とも衝突を繰り返す彼女は、物語が人の心を動かすのは錯覚だと思い知る。一方、続刊の意義を問う小余綾とすれ違う一也は、ある選択…

『図書館の殺人』感想

ストーリー 期末テスト中の慌ただしい9月、風ヶ丘図書館で死体が発見された。閉館後に侵入した大学生が、山田風太郎の『人間臨終図巻』で撲殺されたらしい。しかも現場には一冊の本と謎のメッセージが残されていた。警察に頼まれ独自の捜査を始めた裏染天馬…

『ロクでなし魔術講師と追想日誌3』感想

ストーリー グレンが学生時代の後輩と、フェジテの事件を万事解決!?――『魔導探偵ロザリーの事件簿』。学院の体験学習会に、魔術学院の誇る変態講師陣が登壇!――『魔術学院わくわく体験学習会』。学院のストライキに生徒会長・リゼが暴動鎮圧へ動く!――『生徒…

『やがて恋するヴィヴィ・レイン6』感想

ストーリー 史上最大の会戦に勝利したジェミニ率いる帝国軍はバール川を越え、共和国領への侵攻を開始した。撤退する共和国軍の直上を飛行する戦艦バルバロッサに乗り合わせたファニアは「尋ねびと」に巡り会い、魔女の口から「星の意志」を伝え聞く。動きは…

『やがて恋するヴィヴィ・レイン5』感想

ストーリー 「何百万人死傷しようがかまわない。おれはファニアのために世界を焼く」。史上最大の軍勢を率い、すさまじい勢いで進撃するルカはいつしか「災厄の魔王」と呼ばれ、世界そのものを敵に回していた。自由と平等を否定し、武力による変革を断行する…

『異セカイ系』感想

ストーリー 小説投稿サイトでトップ10にランクインしたおれは「死にたい」と思うことで、自分の書いた小説世界に入れることに気がついた。小説通り悪の黒騎士に愛する姫の母が殺され、大冒険の旅に……♪ってボケェ!! 作者が姫を不幸にし主人公が救う自己満足。…

『ゴスロリ卓球』感想

ストーリー 卓球部のエースで幼馴染みの斎木羽麗が失踪した。父親の抱える8000万もの借金を返済するため、金持ちが道楽で主催する“闇卓球”の選手として戦うというのだ。闇卓球――それは、ゴスロリ服を纏った少女たちによる卓上のマネーゲーム。その勝敗に途方…

『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』感想

ストーリー クラスでも目立たず友達のいない男子高校生・駒田に、となりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で1万円のバイトに興味はありませんか?」水品さんが決して笑わない理由と、怪しい仕事の真の目的は……? 傷ついた過…

『JK堕としの名を持つ男、柏木の王道』感想

ストーリー 最強の会社員、爆誕。闇堕ちしたJKたちを社会人パワーで蹂躙&救済! モテまくる!? 有栖川グループ社員の柏木啓介はある日、社長の思いつきで備品として聖ルルド学園へ送り込まれる。そこでは資産家令嬢のJKたちが『借金返済ゲーム』と称し、殺し…

『<Infinite Dendrogram> -インフィニット・デンドログラム- 7.奇跡の盾』感想

-インフィニット・デンドログラム- 7.奇跡の盾 (HJ文庫)" title="-インフィニット・デンドログラム- 7.奇跡の盾 (HJ文庫)" class="asin"> ストーリー リューイを送り届けたトルネ村で、風星祭が始まる。しかしその時、過去に封じられたと言われる怪物・コク…

『賢者タイムが終わらない。』感想

ストーリー みんなは『賢者タイム』って知ってるかな? そうだね、一人でアレコレ楽しんだ後の、あの至福の一時だね。俺は性欲が無限に湧いてくるので、すぐに復活しちゃうけどね! ……って思ってたんですけど、禁忌としていたアレをオカズにしたら、賢者タイ…

『魔王をプロデュース! ドルヲタの俺が異世界で亜人種アイドルユニットのPになるまで』感想

ストーリー 俺はただ、アイドル好きなだけだった。ドルヲタの俺は暴漢に襲われたアイドルを助けた時に死亡し、異世界に転生した。そこで出会ったのは、鎧姿で密かにダンスの練習をしていた少女・ベル。その才能と情熱に惚れ、彼女をアイドルの道へ誘った俺を…

『アクセル・ワールド23 ―黒雪姫の告白―』感想

ストーリー 第四回《七王会議》の場で、白のレギオンの正体をついに暴いたハルユキたち。しかしその代償は大きかった。黒雪姫と四人の王は、白の王ホワイト・コスモスの仕掛けた罠により、無限エネミー・キル状態に陥ってしまう。レギオンマスターを救出する…

『七つの魔剣が支配する』感想

ストーリー 春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。が、希望に胸躍ら…

『黒の英雄と駆け出し少女騎士隊』感想

ストーリー とある世界のとある大陸では、国同士の大規模戦争の代わりに代表者チームによる代行戦争・虹星練武祭が行われるようになっていた。最近負け続けているある国でひっそり暮らしていたかつての英雄レグは、幼馴染みである女王代行に無理やり頼まれ、…

『キミの忘れかたを教えて』感想

ストーリー 「残された余命は半年――、俺はこのまま死ぬつもりだった」大学を中退してニートとなり、生きる価値がないと感じていた松本修は、昔からの悪友・トミさんの誘いで母校の中学校を訪れる。そこには芸能人となってしまった因縁の幼馴染み・桐山鞘音が…

『リオランド 01.最慧の騎士と二人の姫』感想

ストーリー リオランド王国の若き天才騎士・ミカドが戦場で出会ったのは、《科学》の異世界の姫・エチカ。監視役となったミカドとエチカは互いの信念に惹かれ合うが、リオランド皇女・“予言姫”リューリリリィにより、《科学》世界の王国侵攻が示され!?「オレ…

『察知されない最強職2』感想

ストーリー 王都に戻ってきたヒカルとラヴィアはアリバイを作り、「伯爵令嬢の失踪事件」への関与の疑いを逃れていた。これまで閉じ込められていたラヴィアは見るものすべてに感動して街を観光し、二人の時間をゆったりと過ごす。そんな折、一人の男が大慌て…

『魔法使い黎明期 劣等生と杖の魔女』感想

ストーリー 五百年に及ぶ教会と魔女の対立と、数年前に成立した和平。だがその陰で、対立の残滓は、まだ世界の各地に色濃く残っていた――。ウェニアス王国王立魔法学校に通う、落ちこぼれの生徒セービルは、学校入学以前の記憶を失っていた。そんな彼は、アル…

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術3』感想

ストーリー MMORPGクロスレヴェリに似た異世界へ召喚されたディアヴロは、手違いで奴隷としてしまった豹人族のレムと、エルフのシェラを従え、異世界ライフを過ごしていた。そこへ魔族エデルガルトが現れて『レムの中に封じられている魔王クレブスクルムを復…

『僕のカノジョ先生』感想

ストーリー 過去のトラウマで“先生”という人たちに不信感を持つ僕・彩木慎はある日の放課後、校内で一番人気の美人教師・藤城真香先生に呼び出された。「わたしは――君が好きです」……って、唐突に告白!?「君がわたしを好きと言うまで、どんな手を使っても迫り…

『公園で高校生達が遊ぶだけ』感想

ストーリー 瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂…

『彼女のL ~嘘つきたちの攻防戦~』感想

ストーリー 遠藤正樹は嘘がわかる特異体質で、川端小百合は決して嘘をつかない少女だった。そして学校のアイドル佐倉成美は、常に嘘をふりまく少女だった。ある日、川端と佐倉の共通の友人が亡くなってしまう。自殺という噂だったが川端は「彼女は殺された」…

『僕は君に爆弾を仕掛けたい。』感想

ストーリー 小手毬さんはとても可愛い。でもそれは見た目だけ。本性は身勝手で強引で偉そうで、ホントにろくでもない。僕の敵、だったのに。よりにもよって彼女が僕の仕掛けた爆弾を見つけるものだから、さぁ困った。きっとものすごく面倒くさいことを言い出…