まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい3』感想

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい3 (ファンタジア文庫)

ストーリー
ダリス次期女王、カリーナ・リトル・ダリスの来訪に学園が沸く中、件の活躍から、その世話役を引き受けることになったスロウ。授業中に休み時間と奔放な彼女につきっきりで――「スロウ君、私と一緒に迷宮に潜らない?」国に絶大な力をもたらすドラゴンの幼体の発見。学園にきた本当の理由を明かしたカリーナ姫と迷宮探索に向かうのだが……。一方、スロウのいない学園に伝説の黒龍セクメトが襲来する。強大なモンスターを前に、学園は大混乱に陥り……「シャーロット、俺はもう二度と君を失わないと決めたんだ」学園、そしてシャーロットの危機にスロウは間に合うのか!?

引きこもり気質な次期女王の来訪、ダンジョン潜入、モンスターの大群襲来と色々巻き起こっちゃう第3弾。
カリーナ姫につきっきりのスロウに対してなんだかやきもきしちゃうシャーロットやアリシアの姿にニヤリ。
ラストは思わぬ大きな展開が待ち受けていて驚きました。おいおい豚公爵さんどんどんカッコよくなっちゃうな。


豚公爵さん、豚なのに次々と女の子に気に入られちゃう問題。
何かと話題に上っていたカリーナ姫が学園にやってきて、スロウがお世話役に。問題の姫君みたいなことを言われていたわりには、まあちょこっと引きこもり体質なだけで、あの頃の豚公爵に比べればまともすぎるお姫様でしたね。
どこか幼い部分があるのが微笑ましいヒロインなんだけど、シャーロットといいアリシアといい、なんだかこの作品ヒロインが全体的に幼くないですか(キャラデザ含め)? まあ好みなので個人的にはオイシイんですが。


ダンジョンが暴走するのは予想できていましたが、まさかドラゴンまでやってくるとはね……。
学園長の隠された凄さや、ロコモコ先生の戦士の一面が見られたのも良かったのですが、やっぱりメインはスロウとシルバ!
いやーこの活躍はさすがに世界に鳴り響いちゃうわ。なんだかんだでしばらくは学園でくすぶってるのかなと思っていたんですが、返り咲くのめっちゃ早かったですね。
一方でシャーロットとの関係性にも大きく動きが。怒涛の展開すぎて目が回っちゃいますが、これは一層次巻以降が楽しみになりました。


なかなかシューヤのターンが来ない。