まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

中古でも恋がしたい!4

ストーリー
期待のエロゲ発売日に備え、夏休みの宿題を一気に片付けようと奮闘する清一と綾女。
なんとか宿題を終えて存分にゲームを楽しんだあとは、いよいよ同好会での夏合宿へと出発する。
レジャースポット満載の島と、初芝のコネで泊まった超高級旅館にはしゃぎっぱなしの一同だが……。



夏休みだ宿題だ合宿だ。定番イベントはラブコメの華よ!
みんなで宿題を片付けて、旅行に行って、海水浴して、祭りに行って、山登りして、とイベント詰め込みまくりで楽しい巻でした。
何かにつけてエロゲを絡めてくるのはどうにかならんものかと思うんですが、まあ主人公とヒロインがコレだから仕方ないですね!


夏休み開始早々、清一の家に集まって、宿題を一気に片付ける綾女とイブ、あと鬼教官の初芝
こうやって一緒に宿題をやるのって意外と楽しいもんです。まあその動機がエロゲを存分に楽しみたいから、っていうのが微妙に残念ですが……。
無事に宿題を終わらせたら、今度は一緒にエロゲを買いに行って、同じ部屋で一緒にプレイして、ってなんだこのカップル(まだカップルじゃないけど)仲良いな!
でも、エロゲのプレイスタイルで清一と綾女がちょっとした口論っぽくなったのは、ふたりの距離が縮まった感じがしてよかったです。エロゲについて、清一に綾女が反論するようになるなんてねえ。


さあ、エロゲばっかりやってないで、今度は健全な夏合宿ですよ!
海水浴でスイカ割り! 釣り! 泳ぎの練習! 足がつったヒロインを助けたら水着が流されてアレコレ!
夏祭りで浴衣で金魚すくいで花火で、旅館で温泉で恋バナで卓球勝負で夜這いで、山登りで釣りで道に迷って……。怒涛の勢いでイベント消化していて笑いました。っていうか2回釣りしとる。
もちろんその合間合間にはしっかりエロゲをやっていて、綾女だなあ、と思わされるわけですが。
ラストのピンチも、定番っちゃあ定番なんですけど、一度くらいはやっておかないとね!
清一も少しずつではあるけれど確実にデレつつあるので、さらなるイチャイチャに期待したいところです。次はコミケ回かな? また定番だこりゃ!


聖美と才谷はくっつかないのかな。