まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

魔弾の王と戦姫13

ストーリー
ザクスタン軍を撃破した帰りにグレアストの軍に襲撃され、壊滅した月光の騎士軍。
エレンはグレアストに捕らえられ、彼女への異常な執着に晒されてしまう。
マスハスやリムリアーシャが対策を練る一方、ティグルは単身でグレアスト軍を追跡するが……。



月光の騎士軍の敗北から、エレン救出作戦、そしてグレアスト軍への反撃戦まで。
久しぶり(だっけ?)にミラが大活躍で、ミラ推しの私には嬉しい巻でした。
しかし、まあ、今回のメインヒロインは誰がどう見てもエレンでしたね……遺憾ですけどね!


グレアストに捕らわれたエレンを救うべく、1人で軍を追いかけるティグル。
そんな彼の元に現れたのは、「魔物」ヴォジャノーイと、まさかのリュドミラ様!
ティグルとミラ、2人での魔物退治と、軍に突入してのエレン救出は燃えましたね。いやあ、ほんと、ミラが一番好きなんですよ。戦えて頭も切れて、抜群に格好良いじゃないですか。
一方で、魔物のアレコレに関しては正直どうでもいい気持ちが強いです。倒しても倒してもまだ終わらないあたりが面倒くさい!
「弓」と「戦姫」にどうしてもつきまとってくる敵ですから仕方ないんですけど……。やっぱり、ガヌロンあたりがラスボスになるんですかねえ。


ムオジネル軍が南から迫る中、改めて戦端を開く月光の騎士軍とグレアスト軍。
一度は敗れた敵ながら、エレンとミラが揃ったジスタート軍は強い!
ミラ派としては、エレンはどうにも好きになれないキャラではあるんですけど、やっぱりこのふたりが肩を並べると圧巻ですよね。
さて、戦いの後ですが……。まあなんというか、やっとこうなったか、みたいな。
正直ちょっと残念ではありますけど、わりと最初から分かっていたことだし、落ち着くところに落ち着いたということでひとつ。
あとは、レギンやティッタがどう出てくるかが問題でしょうか。ミラやリムにも、まだ期待してますよ?


ミラはともかく、お前も気付いちゃうのかよ!