まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(10.5)

ストーリー
冬の部室でのんびりとした時間を過ごす奉仕部の面々と、なぜか顔を出してくる生徒会長・一色いろは
そんなある日、材木座が八幡を頼ってまたも部室へ押しかけてくる。
今度はラノベ作家ではなく、編集者を目指すことにしたらしい材木座だが……。



短編が3話収録された比較的薄めの短編集。短編集はこれくらいのボリュームが好きですね! あっさり読めてよかったです。
そんな今回はどこを読んでもいろはすいろはすいろはす巻。やだ、いろいろはすはすしちゃう!
なんていうかもう奉仕部がすっかり生徒会の下部組織、いや、いろはす個人の傭兵部隊みたいになっちゃってるんですけど、でもいろはすが可愛いから許しちゃう! あざとい。でも好き。


材木座のお悩み相談なんかもう心からどうでもいいんですけど、なんだかんだで毎回付き合ってやる奉仕部一同は優しいな……。
奴にも少しは進歩が見られれば、ちょっとは応援してやる気もなくはないんですが。一回心を折られてみればいいのに。ユーもう投稿しちゃいなよ。
そんなことより重要なのは八幡といろはすのデートですよ! いやあこの小悪魔後輩ちゃん、ちょっと本気で可愛いじゃないですか。
「ヒロイン」としてはもちろん結衣推し一択なんですけど、それとは別枠の魅力が溢れていて振り回されたい。あざとさを思いっきり全面に出しつつ、腹黒なところもオープンに見せてくれるところがたまらないんですよね。
っていうかいろはす、ぶっちゃけ八幡のこともちょっと好きでしょ? いや恋愛対象じゃなくてもさ、男子の中では好きな方なんでしょ? ね? 違うの?


3話目は奉仕部らしいお仕事のお話。八幡は働きたくないっていつも言ってますけど、ここのところ毎回めちゃくちゃ働いてるような気がします。ほんと社畜の才能あるよな……。
しかし奉仕部+いろはすだけの少人数作業だと、他の人を動かすめんどくささがなくていいですね! 最近そんなのばっかりだったからね!
八幡のことを心配する雪乃と結衣の姿にほっこりしました。ほんと仲良くなったよなあ。奉仕部は八幡にとってもだいぶぬるま湯になってきている感があって、物語が終盤を迎えるにつれて何かとんでもないことが起こりそうで怖いです。
そして毎度距離が近い結衣にはドキドキ! 結衣とのことも、いい加減ちょっとは前に進めてあげてほしいものですが。どうなるのかね。


八幡の戸塚愛はそろそろガチで引くレベル。