まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

星刻の竜騎士ⅩⅥ

星刻の竜騎士XVI (MF文庫J)

星刻の竜騎士XVI (MF文庫J)

ストーリー
エスパーダ聖庁の危機を救ったアッシュだが、その傷跡は深く、シェブロン王国で療養生活を続けていた。
そんな中ゼファロス帝国で革命が勃発し、第五皇女ルクレツィアは襲撃を逃れてゼノグラヴィア山脈に潜伏する。
ルクレツィアを追う七翼将・アンネゲルトの魔手は、山脈に住む民族タンタロス族へと及び……。



アニメの放映も終わり、いつの間にやら16巻まで来ていたドラゴンファンタジー
今回は前回までのエスパーダ編の後始末、兼、新章の始まりといった巻でした。
ここにきてのまさかのキャラクターの大抜擢……正直驚きが隠せません。


あんな大事件の後でも、アッシュの周りでは女の子たちがきゃっきゃうふふしております。
まあ別にね、いいんですけど。英雄だし。でもいい加減、エーコとしっかりくっついちゃってもいいと思うんですよね。だってもう16巻ですよ! 16巻! そろそろじれったいわ!
それにしても、選抜合宿が懐かしいです。ルッカと会ってから大体1年ということですか。あのときから考えるとほとんど全員がかなりの成長を遂げていて、感慨深くなりますね。


たまには休息がほしいところだけれど、結局また始まるバトル。ルクレツィアを助けるためなら仕方ありません。なんせ可愛いから!
ナヴィーは相変わらず有能で心強い。しかしまさか、モルドレッドのパートナーとしてあの子を選ぶとは、まるで予想できませんでした。ずいぶん唐突だなと思いつつも、一応伏線っぽいものはあったらしくて、なんか悔しいです。
エスパーダでのテロは阻止したとはいえ、七翼将のほとんどは健在。これからは今回のように、彼らのうちの誰かと戦っていくことが増えていくのでしょう。
この大幅な戦力アップが、今後の戦いにどう絡んでくるのか。楽しみなところです。


タンタロス族のリラちゃん、1回限りのゲストにするのはもったいない! もっと出てきてください。