星刻の竜騎士Ⅳ
- 作者: 瑞智士記,〆鯖コハダ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: 文庫
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- ストーリー
各国首脳が集まる大陸会議<エリュシオン>への参加を父王から命じられたシルヴィア。
王はなぜかアッシュとエーコに会いたがっているらしく、シルヴィアと一緒に王都へ旅立つことに。
観光気分を楽しむアッシュたちだったが、その裏では帝国軍の暗躍が……。
物語が大きく動き始めました。
エーコやミルガウスの秘密が一気に明かされてすっきりしましたね。
まあ秘密と言っても大方の読者の予想通りだったと思うけれど。
やはり気になるのはラブ方面。
シルヴィアが大きく前進したかと思ったらエーコが最後に盛り返してきて、いやあアッシュさん、節操ないな。
片方は竜で片方は人間だから浮気じゃないっていう考え方もありです。理解を得るのは無理でしょうけど。
どっちも美少女だから揺れるのは仕方ないのかもしれませんが、同時攻略はやめておいた方がいいような。
まだまだヒロインは控えていることだし、じっくり行きましょう。ねえ?
これから先、エーコが竜だということは、恋愛を描く上でやっぱりネックになってくるんでしょうね。
エーコには種の差に負けずに頑張って欲しいものです。
でも最後のルッカの一言には思わず噴いてしまいました。エーコごめん。
ようやくオリジナルの聖騎甲が登場。聖騎甲自体はえ……っていう感じでしたが、固有魔装はまあ、そうなりますよね!
せっかく竜化したのに乗って戦うようなシーンがなかったのはちょっと残念でした。
個人的にはもっと竜騎士同士がビュンビュン飛び回るようなバトルが見たいんだけどなあ。
次の竜化が待ち遠しいのですが、いつになることやら。
意外なほどあっさりとあの人が戻ってきたのはアーニャがハーレムインするための布石でしょうか。
とりあえずボスを退けたとはいえ、まだ倒せてはいないし、他の国との関係も危うくなってきていて、いよいよ本格的な戦いが来そうな予感。
エーコの扱いがどうなるのかも気になるところ。エーコは一応聖竜になったということでいいんでしょうか。
あと今回はあまり目立たなかったルッカにもっと出番を。
ともあれ、次巻も楽しみです。
また触手ですか。作者の趣味なのか、担当の趣味なのか。