まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

かぐや魔王式! 第8式

  • ストーリー

連休に泊まりで温泉に行こうと提案した弓削。
輝夜は一度却下するが、米倉家の別荘に眠るという財宝に釣られて温泉旅行に同意するのだった。
この旅行で錦織を狙うと宣言した弓削と六道。それに対し米倉は……?


相変わらず軽快な会話ギャグの応酬が楽しい。
錦織のツッコミはもとより、弓削と六道の流れるようなダブルボケが心地良いんですよね。
今回も出だしから弓削のノリに引っ張られるままに読み進めてしまいました。
そのせいでほとんど気にならなかったというか、忘れてしまっていたのですが……前巻のラストの続きはどうなったの?
結構気になるんですけど! あの後錦織はどう返したのでしょうか。ああもやもやする。
まあ想像できないことはないですけど、やっぱりきちんと読みたい。どこかで描かれるんでしょうか。


ちょっと気を抜いているとふいに六道が可愛くて困ります。
普段は完全にギャグ要員なのに急にヒロイン臭させちゃうのはずるい! ギャップにやられちゃうだろ!
そして米倉。遂にラスボスが立ち上がってしまったか。
それほど好きなキャラでもないのですが、やっぱり可愛いもんは可愛いですよね。仕方ない。
錦織がどう反応するかが見ものです。


そんなわけで六道も米倉も可愛らしいのですが、それ以上に弓削が魅力的なのは一体どういう事ですか。
今まで色々な男の娘キャラを見てきましたが、その中でも間違いなくトップクラスのヒロインっぷり。
もう弓削ならいいんじゃないかな。うん。
弓削エンド、それもまたひとつの正解だと思います。


一方のメインヒロイン・輝夜ですが、今回はひと休みといったところ。
前巻は輝夜のターンでしたからしばらくの間はおあずけでしょうか。


会長一行の出てきた意味は一体?