アクセル・ワールド5 ―星影の浮き橋―
- 作者: 川原礫,HIMA
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 185回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
- ストーリー
《スカイ・レイカー》が加入したことで、《ネガ・ネビュラス》はさらに勢力を増しつつあった。
ある日、ハルユキは軌道エレベータ《ヘルメス・コード》に日本の《ソーシャルカメラ・ネットワーク》が導入されるというニュースを耳にする。
《ブレイン・バースト》の新たなステージの出現を予感したハルユキは黒雪姫に相談するが……。
今回も非常に面白かったです。悔しいけれど面白い。
この作品を読んでいるときはずっと手に汗を握りっぱなしになってしまうんですよね。ページがふやけてしまって困ります。
そんな状態が300ページ以上続くわけですから、ボリュームを感じるのも道理というものですね。
しかし今回はレースものですか。相変わらず色々な展開で全く飽きが来ません。
この作品は基本的にはアクションだと思うのですが、人と人との関わりという面が丁寧に描かれていますよね。そこが好きです。
レースで周囲のライバルと戦いつつも、最後の最後にはライバルと協力してゴールを目指す。観客もそれに応援を送る。胸が熱くなります。
5巻になってキャラも段々増えてきましたが、それぞれのキャラにきちんと活躍の場が与えられているのが嬉しいですね。だからきちんと記憶に残るんですよね。
ハルユキの活躍ぶりはいつものこととして、やはり黒雪姫先輩の格好良さ。
そこで必殺技出しちゃうのか! なぜか分からないけれどジンとしました。傍目からはひどいことしているようにしか見えないのですが(笑)
さらに良かったのはパドさんとレイカーさんのコンビです。
「レイカー。一言だけ。…………お帰り、《ICBM》」
「…………ただいま、《血まみれ仔猫》」
言葉少なな友情。だからこそ胸に染みます。
あと単純にこの2人好きなんですよね。格好良いじゃないですか。下手したら黒雪姫先輩が食われそうなくらいに魅力的じゃないですか。
特にパドさん。かなり好みですよ! 羨ましいぞハルユキこの野郎!
また新たな問題が持ち上がったところで次回へ。
ああ、続きが気になる……。
でも次に出るのはSAO(笑)
そしてSAOを読んだ後はSAOの続きが気になるのに次はアクセル。
なんという無限ループ……。
まあ刊行ペースが早いので実際そんなに問題ではないのですが。